スクラップブッキングとスタンプの話: スパインエキスパンダーって何だ？のはなし

先日　ポストバウンドアルバムについて書いたのですが、実は一度の記事ではお伝えすることが困難なくらい　お伝えしたいことがいろいろとありました。

そのため、今日は　先日のポストバウンドアルバムの続きの投稿記事となります。

ポストパウンドアルバムについての最初の記事は　こちらです。　参考にしてください。

この続きを書かないと　と思いつつ　日々のことに追われておりましたら、その投稿記事を読まれた方から　質問をいただきました。　そうですよね。　完全に網羅できていなくて　すみません。　質問には　まとめたポイントを簡単にお答えしましたが、こちらにもっと詳しく書いておきますので、　ぜひ参考にしてください。

ポストバウンドアルバムは　見開きページが2ページ隙間なく続くので、　そんなところが、私は好きなんですが、　このポストバウンドアルバムを使うにあたり、追加で購入すると便利なアイテムがあります。

その名も

スパインエキスパンダー。

お買い物ページの説明文には

ポストバウンドの金具部分にかかる力をアルバム全体に均等に分散します。

と、書かれています。　＊2021年2月9日、アプリの説明文が加筆されました。これはその前に書いたブログ記事です。　ご了承ください。

これはですね、　ポストバウンドアルバムのページプロテクターとプロテクターの間に挟んで使います。

アルバムのレイアウト（というか、エンベリッシュメント）によってページに厚みが出る仕上がりになりますよね。　ウッドのエンベリッシュメントや　チップボードをつけたり、プロテクターの上に　さらに　フリップフラップで写真を重ねたりすることで、　プロテクターの綴じる側（穴の方）はペーパーも入っていなくてプロテクターの厚みだけなのに対して　反対側は　ペーパーや写真、スパークルなどで　厚みが生じていますね。　これをずっと同じ方向で重ねていくと　当然ながら、綴じるビス側の厚みと　反対の端の厚みにどんどんと差ができ、　アルバムの形が扇のようになって　水平にならなくなります。

これをなるべく　水平にするため　厚みを等分にすることで、　アルバムのスパイン（綴じる部分）の圧力をなるべく均等にする、　ということが　スタイル的にも美しいだけでなく、　スパインを守ることにもなります。

アルバムを長もちさせるには　このスパインエキスパンダーを使うとよいと　思います。

スパインエキスパンダーはお買い求めの時には　穴が隣に2個ずつ3段並びに開いているような平らな形で届くかもしれませんが、　それを上記の写真のように半分に折って、2つの穴を重ね合わせ、穴が縦3つの状態にします。

これを　ビスに挟んでいくのですが、　自分のレイアウトの厚みによって、　ページプロテクター2枚入れてエキスパンダー1個、　とか、ページプロテクター5枚入れてエキスパンダー1個、　というように　自分で　エキスパンダーを挟む間隔は決めることができます。　もしも　エキスパンダーを挟んだビス側の方が厚みがあり、反対側の端の方が薄くなっていたら、　それはエキスパンダーの入れすぎです。　バランスは仕上がったページの厚みによって変わってくるので、　こうしておけば正解　とはっきりとは言えないのですが、　大体　3ページから7ページくらい毎に　入れている人が多い印象です。　（私が個人で調べられる範囲での数値で、統計をとっているわけではありませんので、あしからず、目安の参考程度にしてくださいね）

このスパインエキスパンダーは　Dリングのアルバムには不要です。　なぜかというと、Dリングは常に　アルバムを開いたときに　スペースがたっぷりあって　緩いからです。　ビスで留めると　隙間なく埋まってしまうので、　厚みの差がどうしても　圧力となってしまって、バランスが悪いと　ビスのネジが外れるかも（勝手な想像ですが）しれませんが、　Dリングアルバムは　そもそも　背表紙部分は　Dリングの金具に張り付いていないので圧力がかかる心配もありません。

こちらの　スパインエキスパンダーは『ツール』のところにありますので、探してみてくださいね。＊2月9日より　『アルバム』のところにあります。

こちらのラベルホルダーは　アルバムの背表紙に　アルバムのタイトル（アルバムの名前とか、作成年など）に使うもので、　ポストバウンドアルバムでも、Dリングアルバムでも使えます。　アルバムが識別しやすくなると思うので、活用くださいね。

ちなみに　こちらのラベルホルダーは　『その他』のカテゴリーに入っています。

『アルバム』のカテゴリーには入っていませんので　ご注意ください。　＊2月9日より『アルバム』のところにあります。