2020年7月31日金曜日

トリブレンド(アルコール)マーカーの良い事いろいろ


今日紹介するカードは アルコールマーカー トリブレンドを使いました。


このスタンプセットには 外枠と 内側のスタンプがセットになっています。
そのため、簡単に 外枠と内側の色が違うイメージを作ることができます。
私も今まで この両方のスタンプを使って 何回か 作品を紹介したことがあるのですが、 今回のは 外枠のみ 水性インクのブラックで押して、 あとは トリブレンドで色を塗り絵のように塗ってみました。 (緑色部分は 昔のCTMHのアルコールマーカー スイートリーフを使いました)

アルコール性のマーカーのよいところは 
① 水性マーカーのように色むらになりにくい
② 色が簡単に自然に混ざるので、濃淡がきれいに出る
③ 水性インクでスタンプした外枠に色を塗ることになるので、スタンプが傷みにくい
④ アクリルやパールなどのエンベリッシュメントにも着色ができる
⑤ さらに 水性インクの方が 色もたくさん選べる

というところだと思います。

③について もう少し詳しく説明します。

アルコール性(油性)のマーカーで塗り絵には 水性のインクでスタンプ
水性のマーカーやウォーターカラーペンシルで塗り絵の時には 油性のインクでスタンプ

というのが 通常のルールです。 性質の同じものを使うと スタンプイメージが にじんでしまうので、反対の性質のものを使います。 (油性と水性は混ざらないので)

油性のインクを使うと 専用のクリーナーできれいにしても どうしても 油性のインクがスタンプに残ってしまいます。 それで 個人的には 黒ずんで油性インクが取れないのがあまり好きでないこともあり、 なるべく 油性インクを使いたくない というのがあります。 それで、 私は 水性インクを使っているのに ウォーターカラーペンシルを敢えて使うことも多々あります。 その際には 水性インクで押した部分には なるべく 水が触れないように 水の量も少なめにして インクがにじまないようにするのが ポイントです。

きれいに ウォーターカラーペンシルで完成させたいときには やはり Close To My Heartにもある 油性のものを使ってください。 油性のインクは
アーカイバルブラック
インテンスブラック
ステイズオン
の3種類あり、 どれも 水性のマーカーや ウォーターカラーペンシルでの着色をするときのスタンプをするのに最適です。

ステイズオンには ステイズオンクリーナーという 専用の洗浄液がありますが、これを使っても スタンプの表面についたインクは完全には消えません。 表面に癒着しているだけなので、 実際には スタンプはきれいになっていますので、 その点はご安心を。
 
Close To My Heartには たくさんの綺麗な色のインクがあるので、それを外枠に使って トリブレンドで塗る というのが私の個人的なお気に入りではあります。
 


上の画像は 水性インクで押したものです。 外枠水性インク、 内側も水性インク 同じ色を使っています。 セカンドジェネレーション と言って、いったんスタンプを別の紙に押してインクを落としたものを重ねています。 そのため、外枠より内側の色が薄くなっています。 これだとスタンプの上にスタンプなので、 同じ性質の水性インクを使用しても にじむということはありません。

 下の画像は オリーブという今ではリタイアしてしまった CTMHの水性インクを使っています。 着色は トリブレンドです。 


New CTMH Products #closetomyheart #ctmh #scrapbooking #cardmaking #papercrafting #marker

CTMHのトリブレンドマーカーは 同じ色で3色のシェードになっています。
1本で3色分です。 こちらのマーカーはアルコール性のマーカーです。
ぜひ使ってみてくださいね。

④についても 少しだけ補足。
透明のジェムストーンや ラインストーン 白いパールや 薄い色のアクリルシェイプ、薄い色のリボン などの エンベリッシュメントを お手持ちのトリブレンドマーカーで 着色すると 自分の好きな色のエンベリッシュメントが完成します。 これもとても便利なので ぜひ試してみてください。 水性マーカーで着色しても摩擦で色がとれてしまいますが、 アルコールマーカーは 大丈夫です!

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 naomictmhjapan@gmail.com


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