2016年9月10日土曜日

スクラップブッキングの材料

スクラップブッキングで写真をアルバムに収める時に必要な材料は 色々あります。

紙とのりとそれを綴じるファイルがあれば よい と思えば単純だけれど、 大切な写真を劣化させないためには、 それなりの品質のものを使わなくてはいけません。

ペーパー         (アシッドフリーで、かつリグニンフリーのもの)
インク           (アシッドフリーのもの)
シール          (アシッドフリーで、紙製の場合はかつリグニンフリーのもの)
ページプロテクター   (PVCフリーのもの)
エンベリッシュメント   (できればアシッドフリーのもの)
テープのり        (アシッドフリーのもの)

写真を酸化の変色や劣化から守るために アシッドフリーのものを使うことはとても大切です。
さらに ペーパーやシールなど 紙類は リグニンフリーでないと リグニンが紫外線や、光、空気に反応し写真やペーパーが変色したり、劣化する可能性があります。

アメリカ本土には スクラップブッキングの材料がいっぱーいあって、 楽しいよ🎶 と聞いていたので 楽しみにしていた アメリカでのクラフトストア巡り。 本当に楽しくて 一日中いても 足りないくらいでした。 でも、驚いたのが 意外にもアシッドフリーではあってもリグニンフリーではないペーパーがスクラップブッキングの紙として店頭に並んでいたことでした。 しかも、 量的には アシッドフリーかつリグニンフリーのペーパーの方が少ないのです。 今までいつも アシッドフリーでリグニンフリーのペーパーを使っていましたが、あまりにもリグニンフリーでないものが店頭に並んでいるので、 店員さんに リグニンフリーでなくても大丈夫なのか 聞いてみたら 「アシッドフリーであれば大丈夫💛」 と回答されました。 

どれだけ 品質にこだわるかは 個人の判断になると 思います。
たとえば、アシッドフリーであることの基準も 国際基準が設けられていないので、 各社メーカーの裁量に委ねられています。 

ちなみに、私自身の実体験としては、 アシッドフリーという表記だけのペーパーを棚に重ねて置いていたところ 直射日光には当たっていなかったにも関わらず、ペーパーの色が褪せてしまい、重なりの部分は褪せていなかったりで 変な線が入ったようなものに変わってしまいました。 (すべてのペーパーが変色するというわけではないので、あくまでも参考にしてくださいね!) 

せっかく 良い品質のペーパーや写真を使っても それを貼るための糊が アシッドフリーでないと これまた 品質を損ねてしまうので 気を付けましょう!!
アシッドフリーのリボンは種類も少なく、高価なので、 普通のリボンを使う方も多いと思います。
アシッドフリーでないものを使うときには 写真に直接当たらないようにしましょうね❕


以前 一緒にスクラップブッキングをした とあるアメリカの方が 「ダイソー大好き❤」って ダイソーの折り紙を写真のマットに使っていたのを見て 『絶対真似したくない』と 密かに思いつつ 本人には言えなかった弱気な私です💦 写真とマットの色のコーディネートを教えてもらったりして、 それは とっても役に立ったのですけどね🌟
どこまでこだわるかは 個人の自由だと 思います。